寒くなってくると何故か飲みたくなってくるのが『甘酒』。
そんな甘酒は「飲む点滴」とも言われ、美肌やダイエットに効果があります。
そんないいことだらけの甘酒が気になって仕方ない女性陣は多いはずですね。
しかも冬だけでなく、夏バテにも効果あり!!
甘酒には、酒粕を使った甘酒と米麹を使った甘酒の2種類あるのですが、今回作ってみたのは子どもでも、妊婦さんでも飲めるノンアルコールの米麹を使った甘酒です。
しかも鍋帽子というアナログでありながらエコ生活にはピッタリな『保温システム』を使って最小限のガス代で作ったチョー省エネ甘酒。
鍋帽子って何?
鍋帽子って字のごとく鍋にかぶせる帽子です。
クッションの台座に鍋をのっけて、その上に帽子をかぶせることで保温効果がある、省エネグッズです。
この鍋帽子ですが、至ってシンプルなわりに、その保温効果は絶大で一晩鍋を置いておいても保温されています。
もちろん、温度は下がっているものの色々な料理で活用できます。
例えばおでん。
一晩鍋帽子をかぶせておけば、大根に味がガッツリと染み込んでサイコーの大根が出来上がります。
基本的に味を具材に染み込ませる料理には向いてますね。
その他にも沢山の料理で活用できます。
基本的な甘酒作り
甘酒作りをそもそもやろうと思ったのは半年くらい前にみたこちらのエントリー
てっきりもっと難しいものなのかと思っていたけど家で作れそうじゃないか?と思ってしまったので年末年始の休みに作ってみることに。
・・・ただ問題が
我が家には炊飯器がない(笑)
我が家ではご飯は鍋で炊く派なんです。
もちろんボクは炊けませんので、奥さんがやります。
数年前くらいに炊飯器が壊れてしまって、それ以来ご飯を炊くアイテムは鍋です。
圧力鍋とかではなくて普通の鍋。
これでも炊けるもんなんですね。
ということで、
今回の手順は炊飯器がない家庭でも甘酒が作ることができます!!
0.準備するもの
- 米1合
- 水7カップ ※1カップは180gです
- 米麹200g
1.おかゆを作る
今回用意した米麹がこちらなんですが、嬉しいことに裏面に作り方が書いてあります。
「炊飯器で米1合を3合の水で炊いてお粥をつくる」と・・・
うちには炊飯器がないですから、グーグル先生に聞いてレシピを探し出してもらいました。
ご飯からお粥を作るには
今回は米からお粥を作りましたが、冷蔵庫にある冷や飯を利用したい人のために。
まず、米1合を炊くと何グラムのご飯になるのか。
一般的に米1合は150グラムで、これを炊くと約2.2〜2.3倍になるとされているので答えとしては約340グラムになります。
冷蔵庫から340グラムの冷や飯を用意してお粥を作りましょう。
この冷や飯を鍋に水と一緒に入れてお粥を作るのですが、ご飯と水の割合は1:2でOK
これで残ったご飯を有効に使うことができます。
2.鍋帽子で保温する
ふたをしっかりとして鍋帽子にセット
※1時間くらい
3.米麹を投入する
1時間ほど保温すると完璧なお粥ができてます。
ここで、いよいよ米麹を投入することになるのですが、米麹の袋を開ける前によく手でほぐしておきましょう。
鍋に米麹を投入してよくかき混ぜる!!
再び鍋帽子にセットして6時間ほど発酵させます。
※2時間おきくらいにかき混ぜる
つまんでみると分かるのですが、既に甘いですよ。
成功の予感をヒシヒシと感じる。
4.甘酒のできあがり
粗熱をとって冷蔵庫で保温してください。
1週間ほどは冷蔵庫保存で問題ないですし、それ以上保存するのであれば冷凍しましょう。
今回の分量で甘酒を作ると1200ccほど出来上がりました。
甘酒の飲み方
温めてそのまま飲みました。ただ、温めすぎると甘酒に含まれている酵素やビタミンが破壊されてしまうので沸騰させるとかはNGですよ。
そして、わりと米粒の食感が残っているので気になる人はミキサーで滑らかにしてから飲むと飲みやすいです。
また甘酒は日にちが経つと発酵が進むので、甘みが増してきます。
気になるようであれば、お湯や豆乳で割って飲むのがおススメ。
甘酒の効果
甘酒は飲む点滴とも言われていて、美容やダイエットに効果が期待されていて一時期かなり注目を集めました。
実際、美容やダイエットにどの程度効果があるのかは今後、検証していくとしますが、確かにご飯前に甘酒を飲むとお腹が膨れるので食事の量を減らすことができそうです。
整腸作用もあるので、毎朝食べているヨーグルトの代わりにもなります。
タイミングをみてヨーグルトから甘酒に完全シフト予定。
最後に
甘酒に含まれるビタミンB2が美容(美肌)に効果があります。
甘酒にはアミノ酸も多く含まれているので、朝から甘酒飲んで一日を乗り切るエネルギーをチャージするのも良いですし、夜に甘酒飲んで一日の疲れを取るのにも効果的ですね。
まさにマラソンにもぴったりな万能飲料。