今年も潮干狩りシーズンに突入して数週間経ちました。
なかなか潮と天気と休日に恵まれなかったのですが、千葉県では今年初の夏日となった日曜日にやっと今シーズン初潮干狩りに行って来ました。
場所はいつもどおり『ふなばし三番瀬海浜公園』の端っこにある無料潮干狩りエリア。
船橋といえば最近はテレビでも「ホンビノス貝」が良く取り上げられますが、このホンビノス貝は有料の潮干狩りエリアでは獲れなくて無料エリアで獲ることができます。
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潮干狩りに適している日を探る
潮干狩りをするには海水がサーーーと引いて砂地が見えているところ熊手でザクザク掘るということはなんとなく知っている話ですね。
とは言え、そんなことは知らなくても潮干狩り場の公式HP行けば今日はオープンしているかしていないのか情報があるのでそれを見れば十分です。
ここからはちょっと潮の満ち引きのお話。
満潮と干潮
潮干狩りはいつでもできるわけではなく、潮の満ち引き(満潮時間、干潮時間)と大きく関係してきます。
満潮、干潮という言葉を聞いたことがあるとは思いますが、改めて。
満潮は海の海面が一番高くなることで干潮は逆に海の海面が一番低くなることです。
ではなんで海面の高さが変化するのか?
これは月と太陽の引力による影響と考えられています。
月や太陽の引力に海面が引っ張られて高くなったり低くなったりするんですね。
月と対峙している海面が引力に引っ張られて満潮になるとき、地球の反対側は遠心力で同じく満潮になっています。
そして満潮となっている位置の左右90度の海面は干潮になっています。
この満潮と干潮は一日に2回ずつあるのですが、それは地球が1日に1回自転しているからですね。
大潮とか中潮とか小潮
潮干狩りにおいて満潮時間、干潮時間(特に干潮時間)と並んで重要な要素があります。
大潮、中潮、小潮といった潮の種類があるのですが、これは満潮時の海面高と干潮時の海面高の差によって区分けされています。
海面の高低差が最大となることを大潮と言っていて、一番潮干狩りに適しています。
大潮になるのは月、地球、太陽が一直線になるときです。
地球の公転周期は約27日なので1ヶ月に2回大潮になるタイミングがあると言うことですね。
ひとまず簡単に理科のお話は終了。
ふなばし三番瀬海浜公園の駐車場事情
潮干狩りに適した日が分かったら、その干潮時間目指して出発すれば良いのですが、ふなばし三番瀬海浜公園の駐車場は結構な勢いで満車になります。
HPを見てもらうとその日の有料の潮干狩りが何時から開催されるか掲載されていると思うのですが、その1時間前だとかなりの確率で満車です。
臨時駐車場も用意されているのですが、こちらは開催時間の1時間前だと多分大丈夫。(保証なし)
けどゴールデンウィークは危ないでしょうね。
今回は2時間前の10時ちょい前に着いたのですが、臨時駐車場に案内されました。
もう少し、駐車場設備を充実させてくれると嬉しいんですけどね。
ただ、潮干狩りシーズンは大量のお客さんが来るけど、その他のシーズンはそんなに人の入りがないから難しいかな。
無料潮干狩りスポットを目指して歩け
昨年に比べると公園が整備されていて、焼そばやカキ氷なんかを売っているお店もきれいになってました。
ふなばし海浜公園の潮干狩りは熊手を持ってこなくても貸してくれます。
料金は200円なんですが、返却時に100円バックしてくれるので実質100円。
ただ、100円ショップに行くと100円で熊手が売っているので2回以上行く人はMy熊手を買っておいたほうが良いでしょうね。
無料潮干狩りを目指すには海浜公園を抜けると真正面に海が見えてくると思います。
そして「第1」、「第2」、「第3」という大きなプレートがあると思うのですが、そこが有料の潮干狩りエリアです。
アサリがこれでもかってくらい獲れると思います。
100g80円なんで気をつけてくださいね。
5kg獲ると4,000円...
真正面の有料エリアにはいかずに左に進んでください。
海岸線ではなく舗装されているところをです。
すぐ左手にはトイレや足洗い場があるところなのでわかると思います。
そのままひたすら5分くらい歩くと堤防が見えてきます。
そこに人がたくさんいるから直ぐに分かると思います。
(写真は去年のもの)
プロっぽい格好している人もいますし、だいたいみんなクーラーボックス持っていたりします。
本日のホンビノスとアサリ獲れ具合
まずは気になる貝の獲れ具合から。
※写真は自宅でバケツとボールに分けた後のものです。
ホンビノス約100個
アサリが約50個
ホンビノスはあまり大きいのが獲れませんでしたね。
昨年のような熊手をザクッと地面に刺したときにゴリッとくる手ごたえもほとんどなかったような気がします。
大きめのサイズはこんな感じ。
腕のセンサーが鈍感になったか...
ただ持ち帰って家で食べると分かるのですが、あまりに大きいホンビノスはその歯応えがもの凄いです。
それが好きな人はガンガン大きいのを獲れば良いのですが、少し小さめ(とはいってもアサリよりはでかい)なやつを獲ることをおススメします。
潮干狩りの失敗談
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駐車場に無事にクルマをとめることができてよかった。
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ホンビノスとアサリは4人家族としては充分すぎるくらいの量が獲れてよかった。
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子ども達も楽しめて家族サービスができてよかった。
なんですが、ひとつ大失敗をしました。
日焼けしすぎ
もともと日焼けしやすい体質なんですが、この日の船橋は夏日でその太陽光がサンサンと降り注ぐ海に3時間ほどいたので日焼けが酷いです。
特に海は太陽光が海面に反射してなおさら日焼けが促進されますね。
以前、潮干狩りに持って行ったほうがよいアイテムを紹介しましたが、
潮干狩りに行く時に持って行ったら予想以上に役立ったアイテム3つ – 好奇心 x 探求心 = やじうまゴコロ
日焼け止めクリームを追加することを強くおすすめします。
最後に
無料の潮干狩りエリアでホンビノスを獲ろうとすると最低でも膝下あたりまで海水が残っているところでホリホリする必要があります。
プロになると首下まで完全に浸かってホンビノスを獲ってますね(笑)
なのであまりに小さい子どもは連れて行かないほうが良いですね。
膝下くらいの子ども用プールでも溺れて亡くなってしまうニュースが毎年ありますよね。
砂地のところでホリホリすれば今回のようにアサリがそこそこ獲れて小学校低学年くらいまでの子どもであれば充分楽しめます。
潮の様子を見るとゴールデンウィークも潮干狩り日和の日がありますね。
ただ、行くのであれば渋滞だけは気を付けてください。