生活の拠点を海外に移すと非居住者となり日本の証券口座はほぼほぼ使えなくなります。
それでも投資を続けたいとなった時は海外の証券会社で口座を開設する必要があります。
中国で生活しながら米国のInteractive Brokers証券(IB証券)の口座を開設してみました。
海外生活をしながら株式投資をしたいと考えている人の参考になれば嬉しいです。
なぜInteractive Brokers証券なのか
中国にいながら口座開設できそうな証券会社をブログやYoutubeで探した結果、次の3社が候補にあがりました。
・Firstrade証券
・フィリップ証券
入金のしやすさ、取引手数料、口座維持手数料にポイントを絞って選定しました。
「Firstrade証券」はWiseでの入金に対応しておらず米国の銀行口座を持っているか、高い手数料を払って海外送金するしか方法がありませんでした。
取引手数料、口座維持手数料が無料なのですごく魅力的でしたが、入金方法に難ありでした。
「フィリップ証券」はWiseでの入金に対応しており日本語サポートも充実して安心感があったのですが、取引手数料が米国株で0.15%かかってきたり、口座維持手数料も無料になる条件はあるのですが万が一口座は作ったけど利用頻度が低くなってしまった場合に手数料がかかってくるのは嫌だなと思いパスしました。
今回口座開設した「Interactive Brokers証券(IB証券)」ですが、Wiseでの入金に対応しており、口座維持手数料は無料です。
取引手数料は必要なのですが$1/回と格安です。
Wiseのアカウント作成につてはこちらで紹介しています。
では、Interactive Brokers証券(IB証券)の口座を開設していくのですが、まずはInteractive Brokers証券(IB証券)のアカウントを作成します。
Interactive Brokers証券(IB証券)のアカウント作成
IB証券のトップページ右上にある「Open Account」→「Start Application」をクリックします。
「Start Application」をクリックします。
必要な情報を入力し、「口座開設」をクリックします。
国は居住地である「中華人民共和国」です。
記入したメールアドレスに承認メールが届いているので承認します。
Interactive Brokers証券(IB証券)の口座登録
これでアカウントの作成は完了なので、口座の登録を進めていきます。
口座タイプは「個人」をチェックします。
連絡先などを入力していきます。
個人情報の納税者番号は中国のものを入力しました。
「个人所得税纳税记录」に記載されている「纳税人识别号」
入力を進めていくと携帯電話での認証が入ります。
取引口座の設定を行い口座開設の準備は完了です。
翌営業日には「Interactive Brokers口座開設完了のお知らせ」というタイトルのメールが届きます。
口座開設が完了したことと入金に関する案内が書かれていました。
中国に居住していながら、海外株式に投資する準備が整いました。
日本居住者が利用できるIB証券と海外居住者が利用できるIB証券は別物なので、海外居住者で日本の海外証券が利用できない人はこのInteractive Brokers証券(IB証券)を検討してみても良いのではないでしょうか。