最近のマンションは高気密、高断熱が当たり前です。
日中に太陽光で暖められたコンクリートのおかげで冬でも最低限の暖房で済んだりする反面、空気がこもりがちになり、カビの発生原因になったりします。
日本の木造住宅はよく考えられていて、湿度の高い状況下で水分を吸収する役割を持っています。
また、昔の土壁なんかも湿度の高い日本では水分を吸収するための工夫でした。
なので鉄筋コンクリートでガチガチに固めているマンションは水分の逃げ場がない建物であり、その影響であの冬場の嫌な結露があらわれます。
冬の朝は窓の結露がひどい
12月にはいると朝の最低気温は10℃を下回ってきますね。
そうすると毎朝、窓がこんな状態です。
なんでこんなに水滴がつくのか。
小学校の理科で習いましたよね。
室内の暖かい空気内に含まれている水蒸気が、外気で冷やされた冷たい窓によって水蒸気から水へと変化します。
結露を取り除く便利アイテム
この結露を例えば雑巾で拭き取ろうとした場合、どうでしょうか。
雑巾は直ぐにびしょびしょになってしまって、そのたびに雑巾を絞らないといけないのでもの凄く大変。
手の皮が剥けてしまいそうになります。
そんな時に便利なのがこれ。
こいつを窓の下から上に向けてススーと滑らすと、窓の結露が取っ手のところに溜まります。
ただこの取っ手もたいして水を溜め込めないので、うちでは500mlのペットボトルをくっつけてます。
こうすることで溜まった水を何回も捨てに行かなくて済みますね。
そしてこの溜まった水は捨てずにバルコニーにおいてある鉢植えに。
エコロジー
さらに綺麗に結露を除去するアイテム
先ほどのアイテムを使うだけでもかなりの時間短縮になっているのですが、より綺麗に結露を取り除くために窓に下処理をしておくと更に効率アップします。
クルマを保有している人ならしっているアイテムですが「ガラコ」です。
クルマの窓ガラスに塗る撥水コートですね。
これを塗ると雨の日はフロントガラスに降った雨が雨粒となります。
ある程度の速度で走るとこの雨粒が風圧でスルスルと流れていきます。
ワイパーを使えば一気に雨粒はフロントガラスから排除されクリアな視界が開けますね。
このガラコを家の窓の内側に塗ってあげます。
外側ではなく、内側(室内側)です。
ただこれだけ。
最初のひと手間ですが、一旦塗れば1シーズンはメンテナンス不要です。
これで翌朝からの結露はまん丸の水玉になっているので、綺麗に除去できます。
最後に
ガラコ以外にも同じような効果がある商品があるのですが、おそらくそちらでも問題ないと思います。
また、最近だとスプレー式でWAX効果がある洗車用品があります。
ゼロウォーターが有名どころ。
このような商品も同様の効果が得られます。
中には臭いがきつい商品もある可能性があるので注意してください。
年末の大掃除のついでにやっておくと新年から結露の拭き取りが楽になりますよ。