メスティンならBBQで簡単にご飯が炊けて災害時にも役立ちそう

BBQで色々な用途に使用できる万能ツールのメスティン。
メスティンを使うと簡単に、しかも失敗することなくご飯を炊くことができるらしいので、実際に炊いてみました。

そんな方にはぜひ読んでもらいたいですし、メスティン用意しておくと地震や台風などの災害が発生した時にも役立つこと間違いなし。

メスティンって何？

まずはメスティンとはですが、トランギア社が製造しているクッカーの一つです。
今回はご飯を炊くための用途で使用しますが、その他にもたくさんの使い方ができます。

メスティンがBBQなどのアウトドアで重宝されるのは、程よいサイズ感もそうですし、アルミ製で軽いので持ち運ぶのも苦ではないです。
そしてこの「アルミ製」ゆえに、さらにメリットがあって熱伝導率に優れているところがポイントです。

本当に万能ツール!!

メスティン買ったら必ずやろう!!

メスティンを買ったら必ずやるべき2つのことがあります。

それは・・・

・バリ取り
・シーズニング

これは儀式です。
先人たちが経験をもとに行い、受け継いできた伝統です。
何も考えずにロボットになったつもりで行いましょう。

メスティンのバリ取り

新品で購入したメスティンは指で触るとわかるのですが、縁がザラザラしていて一歩間違うと指を切ってしまいそうになります。

ケガする前に紙やすりで縁のバリをとっておきましょう。
粗目の300番手くらいの紙やすりで十分です。

メスティンのシーズニング

メスティンはアルミ製です。

新品購入していきなりご飯を炊いたりすると炊きあがったご飯にアルミ臭が移ってしまうことがあります。
それを避けるためにシーズニングを行います。

そもそもシーズニングは鉄製の鍋やフライパンに油をなじませるための処理なのですが、アルミ製のメスティンについても臭い取りや焦げ付き防止のために行った方が良いとされています。（先人たちの実体験からのアドバイスなので従った方が間違いない）

やり方は米の研ぎ汁を鍋に入れて、その中にメスティンを放り込みグツグツ煮込めばOK
うっすら白っぽくなるのでそれで完成です。

メスティンでご飯を炊く

色々メスティン自体への下準備が終わったら、いよいよご飯を炊く工程へ。
今回、屋外で美味しいご飯を食べるためにメスティンの他に用意したのはご覧の通り。

まずはお米を研いで水を入れます。
無洗米なら研ぐ必要なし。

メスティンはすごく便利で、1合のお米に対して水はこのリベットの真ん中くらいまで入れるとちょうど良くご飯を炊くことができます。
それが何ccなのか知らない。
で、この状態で30分ほど待ちます。

エスビット風なやつを準備するのですが、結構固い。手を切らないように注意しましょう。
そこに固形燃料をセット

固形燃料に火を付けたら蓋の上にカレーの缶詰を置いておきましょう。
こうすることで固形燃料が燃え尽きる頃にカレーが十分温かくなります。

基本的には固形燃料が燃え尽きるまで手を触れる必要なしのお手軽炊飯です。
火加減を調整する必要ナシだから誰でもできる。

今回用意したダイソーの固形燃料は25分位で燃え尽きました。

メスティンで完璧にご飯が炊けた

飯盒炊飯やったことある人なら知ってると思いますが、蒸らすために飯盒をひっくり返しましたよね。

だからメスティンをひっくり返しました。
時間は10分くらいですかね。他のことやっていたので曖昧ですが、それくらいのアバウトさで大丈夫です。

そしていよいよ蓋オープン!!

完璧

火加減なんか一切気にしないで固形燃料が燃え尽きるのを待っていただけなのにこの炊きあがりに感動すら覚えます。

そして実食ですが、温めておいたカレーをかけます。
今回使ったカレーはいなばのですが、カレーというかハヤシに近い味でした。

多分、家で食べると不味いとか美味いとか感じないのかもしれないですが、屋外でしかも自分でご飯炊いたからか、サイコーにウマイ

最後に

メスティンを購入してなかなかご飯を炊く機会がなかったのですが、「なんでもっと早くやらなかったの!?」ってくらい後悔しました。

ご飯を屋外で炊くとお米の芯が残ったり、水加減がダメでグチャグチャになったりと失敗するイメージが強かったのですが、メスティンを使えばそんな心配とは無縁です。

今回使ったメスティンとエスビット風なやつ、固形燃料は常に自宅に準備しておくことで万が一の天災のときに大活躍するのではないかと思います。

今回使用したエスビット風な奴
これで十分機能は満たしてますね。

お手軽BBQに尾上製作所の「フォールディングBBQコンロ」を使ってます。
大人2人と子ども2人くらいならこれで十分。
これまたサイズ感が良くて持ち運び便利な逸品です。