クルマにも車検があったり、人間にも健康診断が毎年あったりしますけど、一眼レフカメラにも点検や調整が必要なんです。
最近、撮影した写真がいまいちピントが合わないことが多くて、「UDEの問題?」って思っていたのですが、マニュアルで撮影すると問題なくピントあったりするので、Nikonのサービスセンターで点検してもらって来ました。
もう少し具体的な症状
ボクもそんなにカメラを使いこなしている訳ではなくて、なんとなくな感じで使っているレベルなんで正しく伝わるか怪しいですが行ってみましょう。
AFで撮影した時におやおやという現象が発生します。
ピントを合わせて撮影するんですが、パソコンで見てみるとピントを合わせたはずの位置がボケてるんですね。少しズレた位置にピントがきてるんです。
ただMFで撮影すると問題なくピントが思い通りの位置に来る。
前ピン&後ピン
実際にAFで目標物にピントを合わせて撮影した時にピントが手前に来てしまうことを「前ピン」、逆に後ろに来てしまうことを「後ピン」といいます。
うちのカメラは前ピン傾向にありました。
AFでピントを合わせて少しカメラを後方に引いてからシャッターを押すとジャスピンです。
便利なキットを自作している方がいるので正確に測定したい場合は利用してみてください。
プロに任せよう
ボクの使っているNikonのD7000にはユーザでもAF精度を調整できる機能があるのですが、レンズも合わせてみてもらいたかったので以前もフィルタークリーニングをしてもらった銀座にあるNikonのサービスセンターに持込むことにしました。
今回持込んだレンズはAF-S Nikkor 35mm f/1.8Gです。
単焦点レンズなんですが、初めて使った時は今までにない綺麗な写りで写真が撮れたのでもの凄く上手くなった気がしたものです(笑)
やはり前ピンでした
Nikonのサービスセンターは1階がショールームになっています。
前回来た時はかなり印象が悪かったのですが(スタッフの)、今回は普通でした。
サービスセンターは2階です。
今回も待ち時間はなくて直ぐに受付してもらえました。
前ピン傾向にある(プロを前にして言い切ることができなかったので、なんとなくそんな気がするレベルで伝えました)ことを伝え、レンズと合わせてみてもらうことにしました。
説明によると点検は無料で、調整することになると費用がかかると。
点検、調整は1時間半ほどかかるとのことだったので、そのまま預けて新橋までランチ。
お腹いっぱいになって戻って来たら調度よいタイミングでした。
点検の結果、感じていた通り前ピン傾向だったようで、本体とレンズとも調整。
費用は2,700円(税込)なり。
この辺の見積も明確で実費も納得感があるところは凄く好感が持てますね。
最後に
Nikonのサービスセンターはちょっと初心者には敷居が高いかなと思っていたのですが、大丈夫でした。
どんな風に調子が悪いのか伝えることができれば、専門的な話ができなくても親切丁寧に対応してもらえます。
ボクがいったのは銀座のサービスセンターなんですが、東京には他に新宿にサービスセンターがあります。ちょっとカメラの調子がいまいちって時には悩まずに軽い気持ちで足を運んでみても良いかもしれないですね。
これで週末の子どもの運動会でもD7000は活躍してくれることでしょう。