海外で働いていると海外で取得した給与を日本の銀行口座に送金する機会が幾度となく発生します。
その際に利用するのが銀行の海外送金です。
中国の場合、オンラインではできずに銀行窓口に出向く必要があります。
持参しなくてはいけない書類もパスポート、工作許可証、会社との契約書、納税証明書と非常に多く面倒なのです。
また手数料もばかになりません。
そこで手数料も安く、送金日数も短いWise(ワイズ)を利用して中国から日本の口座に送金するのがおすすめです。
Wise(ワイズ)の会員登録については前回のエントリーをご覧ください。
今回はお金の受取人の設定についてです。
多くの場合、自分の日本の口座を登録することになると思います。
Wise(ワイズ)とは
Wise(ワイズ)は銀行の海外送金よりも遥かに安い手数料で送金することができるサービスです。
銀行の海外送金は高額な手数料や非常に高い為替レートのせいで、受け取り側の金額が大幅に減ってしまうことがあります。
また銀行が使用しているSWIFTという仕組みでの送金には日数がかかります。
目的としては銀行の海外送金と同じく「海外にお金を送ること」なのに手数料が安いのは怪しいんじゃないの?と思うかもしれませんが全くそんなことはなくWise(ワイズ)は日本において資金移動業者として金融庁の関東財務局に正式に登録されています。
Wise(ワイズ)の特徴
世界1,600万人の利用者。毎月の送金額は83億ポンド(約1兆5,313億円)
Alipayと提携し、Alipayユーザーへの送金がかんたんに
中国への送金だけではなく、中国からの海外送金も2023年8月からサポート
会員登録方法
会員登録方法についてはこちらをご覧ください。
中国国内からでも会員登録可能です。
受取人の設定
Wise(ワイズ)のメニューから「受取人」→「受取人を追加する」をクリックします。
「自分」をクリックします。
日本の口座情報を入力するので通貨「JPY 日本・円」を選択し、「現地の銀行口座情報」タブを選択します。
銀行口座情報を入力し、「確定する」をクリックします。
特に難しいポイントはなく、これで受取人の登録が完了です。
次はいよいよ中国の銀行からWise(ワイズ)を経由して今登録した日本の受取人の口座に送金してみます。
まだWise(ワイズ)に会員登録してない人は会員登録は無料ですし、月額費用なども不要なので登録しておきましょう。